登山でG7X Mark IIを使用してみました。もともと登山の写真や動画撮影にはスマホ（iPhone5S→iPhone7)を使用していたのですが、もう少し質があがることを期待してコンデジの購入を検討しました。その際候補となったのはPanasonicのLX9、SONYのRX100M5、CanonのG7X Mark IIでした。それぞれ一長一短があり当時私が迷った点は大まかに次のようなものでした。・LX9: ○:写真、レンズ、操作性、4K ×:歩行動画撮影時の手ぶれ補正・RX100M5: ○:オートフォーカス速度と精度、EVF、4K ×:価格・G7X M2: ○:歩行中動画撮影時の手ぶれ補正、価格 ×:EVF、4K上記に関して、私はLXもRXも実際に使用していないので本当のことはわかりません。いろいろなレビューやテスト結果を見た上での個人的主観に基づいた印象となります。私の使用目的は主に山行の記録です。三脚を使用しない手持ち撮影が多く、しかも行動しながらの動画撮影も多いので、歩行中動画撮影時の手ぶれ補正を重視し、最終的にはG7X Mark IIを選択しました。以下は実際に所有し、撮影してみてのG7X Mark IIの印象です。・歩行中の動画撮影ではダイナミックISは「標準」が良好と感じた。・暗所での撮影は驚くほど明るく写る。（見たままの暗い画が欲しいときは露出補正する）・他機種と比較して少し堅牢な印象。・USBポートからの充電は便利。・マニュアルフォーカスは私には使い辛く少し慣れが必要だった。・内蔵マイクは風切音が盛大に入るので対策が必要。最後に（これはおまけですが）iPhone7のカメラ機能に関して。・iPhone7の手ぶれ補正は良く調整されておりそれなりに優秀である。・色味は時としてG7X Mark IIよりも私にとっては好ましい色味を出すことがある。・タイムラプス機能も優秀である。総じてG7X Mark IIは私の使用目的には十分なものでした。他機種も良いカメラであることは間違いなく、使用目的に合致すれば素晴らしいガジェットとなると思います。
