シャッターシーケンス ニコンD610静音連写と通常連写

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2261 日 前, 144 観覧
ニコンD610には静音連写モードが新しく搭載。コマ速は秒3コマ。これを通常連写モードの遅めの秒3コマのと比較してみました。静音連写はミラーアップ、シャッター、ミラーダウンなどの駆動をそれぞれ間を開けてバラバラにし、音を散らせて静音を狙っているのが特徴です。シーケンスのスロービデオではその特徴がよくわかります。通常では1カットのシーケンスが終わっているところで静音連写ではようやくシャッターが切れ始めます。ミラーアップとシャッターが切れ始めるまでの間がとくに長く、この動作を切り離すことで音を抑えているようです。単写の静音モードを使うとその意味がよくわかると思います。ミラーアップ動作も途中から若干遅くなり、ショック音を和らげているように見えます。シャッターが切れからミラーダウンは、間は変わらない程度です。また、通常連写では見られないミラーダウン時の軽いバウンドが静音モードでは見られます。絞り込みレバーの戻りも通常より間が開いて、だいぶ遅くなっています。撮影では静音及び静音連写モードを使う際にはこのシャッターのタイムラグをよーく頭に入れておいた方が良さそうです。ちと感心した点として挙げておくと、秒3コマというタイミングなので、2コマ目の頭は両者でピッタリ合っているところ。当たり前なんだけどキッチリしてるなあと。

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